こんにちは、ELSA(@EL_SA_84)です。
どんなに節約した貧乏旅行であっても、旅には出費はつきものです。
特に海外、しかも女性の一人旅の場合、「お金で安全を買う」という意識はとても大切になってきます。
あまりに安すぎる宿の場合、そのエリアの治安がよくなかったり最寄駅から滞在先までの道が物騒だったりすることも。
安全 = 命があってこその旅。安さよりも安心・安全を心がけていたいものです。
安全を買う。そのためにはやはり、いくらかのお金が必要になってきます。
海外を安心して旅するための「お金を貯める方法」のお話です。
日本での暮らしの中で、簡単にできることばかり。
地味なことだらけですが、ぜひ、参考にしてみてくださいね。
旅の費用のための節約術その①自炊をする
海外を旅すると、その間はほぼ外食のことが多く、『食費 = 外食費』となります。
東南アジアの屋台やローカル食堂などで毎食済ませる場合はかなり安くあがりますが、基本的に外食は割高で旅の費用を圧迫します。
Airbnb(民泊)の部屋やゲストハウスなどにキッチンが付いていることもありますが、滞在先で自炊することは難しいとみていいと思います。
それに対して、日本にいるあいだの食費を抑えることは比較的簡単にできますよね。
わたしがしている自炊は、ごく簡単で基本的なことばかり。
必ずご飯だけは炊いておく
一番基本の中の基本です。
日本で主食といえば、お米。パンやめん類と比べて圧倒的に安いのが嬉しいポイントです。
3キロ、5キロなど、ひと袋買っておけばかなり日持ちしますし、どんなおかずにも合うオールラウンダー。
ご飯さえ炊いておけば、お弁当で済ませたくなる日も「そういえばご飯があるからおかずだけ買うか」と思えて節約につながります。
ごく簡単な料理でもいいから手作りする
疲れているとき、猛暑の日、やる気の出ないとき。
料理なんてやってられないよ!と思うことって、忙しく暮らしているとしょっちゅうありますよね。
そんなときは、
- 一品だけお惣菜を買う
- メインディッシュだけ冷凍食品を使う
などして、副菜はごくごく簡単なものを作る、という風にしています。
おかずすべてを買ってしまうと費用がかさみますが、メインのものひとつだけなら大丈夫、というルールを設けています。
簡単な副菜としては、
- 切ったトマトにもずく酢をかけたもの
- モヤシの塩コショウ炒め
- とろろ昆布のみそ汁
など、極力手間をカットしたレシピをローテーションします。
美味しく・安く・体に良い食事を目指し、インスタ映えとはほど遠いシンプル過ぎる食生活を贈っています。
旅のときには好きなものを食べるので、普段の食生活はごちそうじゃなくていいや、と割り切ることにしています。特に夏は暑いですしね。
コンビニには極力行かない
これは特に真夏や真冬にやりがちなのですが、涼や暖を求めて『なんとなくコンビニに行く』というのは財布のひもがあっという間に緩む危険な行為です。
手軽な価格で、美味しそうなものが、すぐ食べられる状態で、目の前にあるんですから。
魅力(誘惑)だらけです。
わたしは以前コンビニに通い過ぎて食費がおそろしいほどに膨れ上がる(月のコンビニ代だけで5万円)という経験をしてからというもの、『そもそもコンビニのドアをくぐらない』『コンビニのあるのと反対側の道路を通る』というルールを設け、守るようにしています。
人間、誘惑に毎度毎度うち勝てるほど強くありませんから、元から誘惑の根っこを断ち切ってしまおうという作戦です。
これだけでかなりのお金を節約することができました。
旅の費用のための節約術その②格安スマホに乗り換える
食費は流動的なものですが、もっと一気にまとまった額を節約する方法があります。
それは、毎月決まった額が引き落とされる通信費などに代表される『固定費』を下げること。
固定費の中でもスマホやネット代などの通信費は、一度見直すだけで毎月数千円もの削減につながり、大きな節約効果があります。
わたしはスマホをDMMモバイルの格安SIMカードに乗り換えてから、月々のスマホ代が1000円(!)ほどに下がりましたよ。
まさにガラケー並みの安さです!
格安SIMって難しそう……
乗り換え手続きって面倒くさそう……
そう思って長年行動を渋っていたのですが、いざ手続きしてみると、すべてネット上で完結してとっても簡単。
もっと早く乗り換えておけばよかったな~、そうしたら浮いたお金で台湾の食堂で〇回ご飯食べれたよな~、などと考えていました。
注:格安SIMカードを使うにはSIMフリーのスマホが必要となります
旅の費用のための節約術その③引越しする
固定費を下げるよりもやや大掛かりになりますが、『家賃を下げる』=『安い物件に引越しをする』というのも、ごっそりとまとまった金額を節約できる手段になります。
一昔前は安い物件といえば、
古い・暗い・立地が悪い・風呂なし……
などの訳あり物件ばかりでしたが、今や都心部にたくさんのシェアハウスが存在します。
新しい・開放的・駅近・清潔なシャワールーム!!!
を備え、かつ家賃も抑えめなシェアハウスが増えていますから、一人暮らしにこだわるよりも生活の質が上がりかつ家賃を節約できて一石二鳥ですね。
もちろん、
- 家賃の安い地方都市に引っ越す
- 実家に間借りする
これらも家賃を下げるのに有効な手段です。
【まとめ】節約の目的・優先順位を忘れないようにしよう
旅のお金を貯めるための節約術を3つご紹介しました。
- 自炊する
- 格安スマホに乗り換える
- シェアハウスに引越しする
「こんなことしてまで節約したくないよ!」と思いましたか?
それとも、
「これでまとまったお金を作って旅に出られるぞ!」と思いましたか?
わたしは、この3つの節約術に対してまったく抵抗がありません。
『一度でもたくさん旅をしたい』
『旅のためのお金を貯めたい』
『安全な旅をしたい』
というはっきりとした目的があるからです。
逆に言えば、目的のない節約は続きません。ただの我慢大会になってしまい、たいてい続かなくなってしまうんです。
大金持ちでもなく、錬金術も持ちあわせていない、ごくふつうの人(わたし)にとっては、
自分の中の優先順位をはっきりさせ、自分との約束を守ってみる。
地味ですよね。
でもそれが旅への、節約への、一番の近道なんだと感じています。
あなたの優先順位は、何ですか?
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