こんにちは、ELSA(@EL_SA_84)です。
5月にシンガポールのLCC(格安航空)の超格安ハワイ行き航空券でハワイに行ってきました。
ハワイ往復がなんと2万円、というびっくりな安さを生かすため、宿泊するホテルもどれだけ格安で手配できるかに心をくだいてみました。
その結果、初ハワイのわりになかなかディープな経験ができましたよ。
初ハワイのわりにガンガン攻めてます!
ハワイ = 高級リゾート地。ホテルは高くて当たり前
ハワイでも安いホテルに泊まりたいという甘いもくろみ
航空券を2万円で手に入れて舞い上がったのもつかの間、次は泊まるところを確保しなくてはなりません。今回手に入れたのは航空券のみ。ツアーとは違い、ホテルは別途自分で申し込む必要があります。
今はインターネットのホテル予約サイトがたくさんあり、簡単に希望の宿泊施設(ホテルやゲストハウスなど)を予約することができます。
booking.comで探す
Hotels.comで探す
楽天トラベルで探す
ホテル予約サイトで『ホノルル』や『ワイキキ』と打ち込んで検索すると、とんでもない数のホテルがすらりと出てきます。
あまりにも数が多く、ハワイに一度も行ったことのない身としては選び方もわからなくて、気が遠くなりそう。
よくテレビで見る、ワイキキビーチの目の前にホテルがところ狭しとひしめいている風景が思い浮かびます。
どこもかしこもホテルだらけだぁ。
この中の、まぁまぁ安いホテルの中から選ぼうっと。
この時はまだ、のんきに構えていましたね。
しかし、舐めていました、ハワイのホテルを。
ハワイのホテルの価格の高さに絶望
いうまでもなく、ハワイ・ホノルル、ワイキキエリアは、世界屈指のリゾート地。
高級リゾートと言っても過言ではありません。そして物価高。
そんな地で、そもそも安いホテルというものがほとんど存在しないことを知ることになります。
Booking.comでは、ワイキキエリアのホテルの価格帯別で部屋を絞り込めるのですが、部屋数がある価格帯に集中しています。右側にある数字が、それぞれの価格帯で残っている部屋の数です。
航空券とったのが3か月前。
その時点ですでに、予約可能なホテルのほとんどは1万2千円~1万8千円、もしくは1万8千円~2万5千円ばかり(1泊あたりの金額ですよ!)。
う~~~ん。(涙)
高い、高すぎるよ……!!!
宿泊予約サイト『Booking.com(ブッキングドットコム)』にて格安ドミトリーを発見
頭を悩ませながら、「料金が安い順」に並べ替えるボタンをクリック。
そこで出てきたのが、ここ。
ワイキキ ビーチサイド ホステル(Waikiki Beachside Hostel)。
一泊当たりのお値段が、安い。
目が留まります。
土地勘がないからよくわからないけど、有名なカラカウア通りからすぐだし、立地も悪くなさそうだし、口コミも、……悪くない。
ワイキキ ビーチサイド ホステルの特徴
便利すぎる立地
ワイキキビーチサイドホステルは、カラカウア通りの東の端っこ、ホノルル動物園のすぐ近くにあります。
アストンワイキキビーチホテルという巨大でメジャーなホテルのすぐ裏手にあるので、空港からのシャトルバスや各種トロリーバスの停留所が目の前にありとても便利。
ワイキキビーチのお隣のクヒオビーチまで徒歩3分。もちろんワイキキビーチも徒歩圏内。ハワイ定番のコンビニ・ABCストアも同じ区画にあり徒歩1分、スターバックスコーヒーまで3分という文句なしの立地です。
お部屋のタイプは6種類。
- 男女共用ラージドミトリー(二段ベッド4台、8人部屋)
- 女性専用ラージドミトリー(二段ベッド4台、8人部屋)
- スモール男女共用ドミトリー(シングルベッド4台、4人部屋)
- スモール女性用ドミトリー(シングルベッド4台、4人部屋)
- セミプライベートベッドルーム(2名用)
- デラックススタジオ(4人用)
二段ベッドが4台並ぶ『ラージドミトリー』が一番安かったのですが、「二段ベッドの作りが甘く、パイプがギシギシ言って寝返りを打つだけで揺れる」という口コミを見たのでビビり、1泊あたり5ドルだけ高い『スモール女性用ドミトリー』を予約しました。
口コミはかなり大事です。宿泊予約サイトは、実際に泊まった人の口コミが書いてあってとても参考になるのですみずみまで読むようにしています。
宿泊料金
わたしが泊まった5月はまだハイシーズンではなかったので、スモール女性用ドミトリー3泊で122.64ドルでした。
ここに税金が14.96%加算され、トータルで140.99ドル(当時のレート換算で約15500円)。
一泊当たり約47ドル(約5166円)。
いくらトイレ・シャワールームが共用とはいえ、ここはハワイ。安い、安すぎる。
安いところに泊まりたくて探しているのに、あまりに安すぎると逆に不安になってきます。
いったいどんな部屋なんだろう。
屋根、壁はあるんだろうか(笑)
プライバシーは?セキュリティは??
ブッキングドットコムには日本人のレビューがたくさん載っていて、安いなりに悪くなさそうだったので決めることができましたが、実際にホステルに行って中を見てみるまではそわそわ不安な気持ちが続きます。
ワイキキ ビーチサイド ホステルに到着!【画像あり】
ホノルル空港からシャトルバスに乗り、「アストンワイキキビーチホテル」で降ろしてもらうように頼んでおくと、他のホテルにお客さんを途中で下ろしつつスムーズに連れて行ってくれます。
ホノルル空港からワイキキビーチホステルへ行くには、ワイキキエリアを横断するかたちになるので降りるのは一番最後でした。
アストンワイキキビーチホテルで降りて、徒歩1分でビーチサイドホステルに到着。
時差ボケと寝不足の頭に、ホステルのスタッフさんの早口英語で容赦なく話しかけてくるのでなかなか聞き取れませんでしたが、クレジットカードとパスポートを見せてデポジット(保証金)を払い、なんとか部屋へたどり着きます。
新しい滞在先のドアを開けるときはいつだってわくわくドキドキしますね!
ワイキキ ビーチサイド ホステルの良いところ
- 格安ドミトリーなのに、朝食が付いている(ただし質素)
- シャワーのお湯の熱さ、水圧ともに◎
- ベッドは木製のしっかりした作りでギシギシ言わない
- 巨大扇風機とエアコン付き
- 貴重品を入れるサイズのコインロッカーあり(25セントコイン4枚必要)
- ルームキーは濡れても大丈夫なゴム製のアームバンドタイプ。部屋のドアノブに近づけるだけで鍵が開く、便利なオートロックキー
- 大きな冷蔵庫、キッチン、電子レンジ、ダイニングテーブルあり
- ナイフ、フォーク、スプーン、お皿、グラスなど食器類あり
- 手洗いした洗濯物を干せるように針金ハンガーあり
- 女性専用ドミトリーなので安心
ワイキキ ビーチサイド ホステルの悪いところ
- シャワールームは部屋にひとつしかない
- 共用のトイレ・シャワーはあまり清潔感がない(古さ、汚れなど)
- バスマットは3泊したあいだ一度も交換されていなかった…
- 掃除が適当
- 白いリネン類にところどころシミがあった
- ベッドの仕切りのカーテンがない
- ヘアドライヤーありと予約サイトに載っていたのに実際はなかった!
- 無料Wi-Fiがときどき切れる
- 天井の照明が壊れている
- コインロッカーが4台のうち1台壊れていて、荷物を取り出せなくなりスタッフさんを呼ぶ大騒ぎに……
- 夜11時くらいまで、中庭でパーティーをやっていて、南国特有の薄い窓のすき間から音が響く
特に気に入った&困ったことは赤文字にしてある項目です。
地味につらかったのは、仕切りのカーテンが一切ないフルオープンなつくりで、プライバシーがまったくなかったことです。
女性専用ドミトリーだったため、着替えはササッとすませば大丈夫だったのですがあまり落ち着きませんでした。
また、4人部屋にシャワールームがひとつしかないため、どうしても夜は混みあいます。
シャワーを浴びたいときにすぐに入れない、自分が入っているときは早く出なきゃと気を遣ってしまう、そんなプチストレスは感じました。
しかし、ドミトリーは4人部屋だからまだよかったのですが、これでラージドミトリー(8人部屋)だとどうなっていたんだろう……と思うと、スモールドミトリーにして正解だったなと感じました。
【まとめ】ワイキキビーチサイドホステルは格安、片目つぶろう。人に恵まれてトータル満足!
ワイキキビーチサイドホステルで泊まった部屋は、
4人部屋、カーテンなし、プライバシーなし。
となると居心地は、同室のメンバーのマナーにかなり左右されるとみて間違いなさそうなドミトリーです。
今回同室のメンバーは日本人が多く、騒ぐ人もおらず、マナーよく親切で、譲り合いながらシャワーを使えたのでかなり満足度の高い滞在になりました。
格安で泊まれるうえに、ドミトリーから歩いて3分で超絶キレイなクヒオビーチにも行けるのでとても得した気分になります。毎朝、仲良くなった同室のメンバーとビーチに繰り出しては「ハワイにいるんだな~」という実感に包まれていました。
安くて必要最低限の設備がそろい、カラカウア通りやビーチにも近い「ワイキキ ビーチサイド ホステル」はかなりおすすめです。
よほど潔癖症の人でなければ、ですが。
家族や友だち4人で一室を借りる、というのが一番いい利用法かもしれませんね。
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