こんにちは、小枝です。
前回の記事【ハワイ女性一人旅】スクート(Scoot)関西 ~ ホノルル線搭乗記②機内に乗り込むまでが果てしなく遠いの続きです。

搭乗時間が迫るなか大汗をかきながらも無事にスクート機内に乗りこみました。
スクート(Scoot) に乗るのは今回が初めてです。
息を整えてふと気づくと、他の航空会社との違いがいろいろ気になり始めてきました。
スクートの座席ピッチは狭いの?【体験してみた】
LCC = 狭い、というイメージがあるようですが、まったくそんなことはありませんでした。
確かに「足もと広々~~♪」というわけにはいきませんが、トイレや体操などちょこちょこ立ち上がって動き回っていれば我慢できる広さです。テーブルを仕舞えば、足を組むことも可能。
もっとギュウギュウに狭いのかと思っていましたが、予想に反してまずまずの広さです。
とはいっても、これは身長162センチの標準体型の女性(わたし)の場合。
恰幅の良い方、背の高い方はもしかしたら窮屈に感じるかもしれません。
それに、隣にどんな人が座るのか?ということも大切な要素になってきます。
こればかりは運に任せるしかありませんが、私の場合は通路側かつたまたま隣が空席というラッキーな状態でしたので、あまり参考にならないかもしれませんがかなりゆったりと過ごせました。
【高い】スクートの機内食は美味しいの?
スクートはLCC(格安航空)ゆえに経費をギリギリまで削っているビジネスモデルです。
それゆえ、機内食は有料のオプションです。ちなみに食べ物や飲み物の持ち込みも禁止されています。
機内を見回してみても、皆きちんとマナーを守っていて、持ち込んだものを食べている人は見当たりませんでした。
ちなみに水のペットボトル程度はほぼすべての人が持ち込んでおり、それに関してはおとがめなしでなようです。
わたしはスクートの航空券を公式サイトで購入したときに一緒に機内食もオプションで申し込んでおきました。事前に申し込んでおくと食べたいメニューの品切れを避けることができますし、事前申し込みした場合はペットボトルの水もしくはコーラがおまけでついてきます。
ビーフカレー(18ドル)を予約&実食レポ
オーダーしたのはビーフカレー。
付属するのはプラスチックのフォークとスプーン、紙のおしぼり、チョコレートクッキー、お水(エビアン)です。
受け取ったら容器があったまっていてホカホカ!
涼しい機内で温かいものが食べれられるのはうれしいですね。
アルミホイルの蓋を開けると、中身はこんな感じ。
福神漬けが入っていて日本仕様です。カレーのルーは機内で揺れてもこぼれないようにしっかり固めに仕上がっています。
グリーンピースが苦手なので開けた瞬間ウッとなりましたが(汗)、すべてを包み込むカレーの風味とライスのふっくら感で、なんとかおいしく食べることができました。

美味しいは美味しいけど、ビーフカレー弁当で18ドルか……1800円は高くない?
貧乏性ゆえ、ビーフカレーの値段のことが頭から離れないまま食べていましたが、ふと周りを見渡すと機内食を食べている人はほとんどいません。

皆このまま8時間のフライト中何も食べないつもりなのか……!?
と、勝手にドキドキしていると、機内販売中のCAさんに盛んにお客さんが声を掛けていることに気づきます。
彼らが注文していたのは。
みんながオーダーしていたのは世界の味方・カップヌードル(5ドル)
そう、カップラーメンです!
CAさんがお湯を注いだ状態で手渡してくれます。
ラーメンのスープのいい匂い。あちこちからズルズルとすする美味しそうな音が……

うえーん。美味しそうだよ~~。カップラーメンにすればよかった……(後悔)
そして特筆すべきはそのお値段。一杯5ドル。
ただのカップラーメンに500円!?と思いますか?
でも、思い出してください。機内食のお弁当は18ドルです。そう考えると格安なんです!
何といっても、お弁当1個の値段でカップ麺が3個も食べれるんですよ。
だからみんな機内食を頼まずにいたのか……納得です。

私も次からはカップラーメンにしようっと。安いし。メモメモ。
LCC機内食の初心者のわたし。
すべてが勉強です。
【要注意!毛布は有料】スクートの機内は寒いの?【快適な機内時間のために】
関西 ~ ホノルル線は、行きは夜のフライトとなります。
時差ボケ防止のため、食事を済ませたら一刻も早く寝る必要があります。
その時に必要なのが睡眠グッズです。
が、しかし。
スクートはLCCゆえ、毛布も有料オプションなのです。
機内はエアコンが効いていて寒いですよね。できれば毛布があることに越したことはないのですが、
貧乏旅行の旅路、ここはなんとか無料で済ませたい。
ということで、用意したのは
①フード付きのパーカー
②長めのストール
です。
パーカーのフードを深くかぶり、ストールをひざに巻きつけます。
冷気は頭とひざからくるので、徹底ガード。
他にも機内持ち込み手荷物で持ち込んだ、
- マスク(ガーゼタイプがオススメ)
- 耳栓
- 蒸気でホッとアイマスク(普通のアイマスクでも可)
を装着。
外見は限りなく怪しいですが、機内の乾燥や冷気にあたって風邪を引いてしまっては、せっかくのハワイも楽しめません。
見た目がミイラで他のお客さんにギョッとされても、ほほ笑みで返しましょう。
LCCに限らず、とにかく水分補給をしよう
機内はとにかく乾燥しています。
どれくらい乾燥しているかというと、くせ毛でくりくりのわたしの髪の毛が水分が抜けたあまりに力なくまっすぐになってしまうほど(わかりづらい……)。
とにもかくにも乾燥は放っておくと体調・美容両方に悪影響を及ぼしますので、内側から潤すことが大事です。
飲み過ぎなくらいお水を飲みましょう!
コツは、お茶ではなく「お水」であること。
放っておくとどんどん水分が抜けていく体に、効率よく水分を補給するにはやはりお水しかありません。
わたしは8時間のフライトで1リットル以上お水を飲みます。
トイレに行くのが面倒くさいからと水分を我慢するなんてだめですよ!
自分の体のコンディションは自分次第。自分で調節できるところは死守しましょう。
意外と長い関西 ~ ホノルルのフライト
機内食を食べ、寒さと乾燥対策をして、あとは寝るのみです。
とは言ってもフライトは約8時間。長いです。時間が余ります。
飛行機が大好きなわたしですが、8時間を超えるロングフライトの後半は少ししんどかったです。
ハワイのビーチを夢見て眠ることができたら一番良いのですが、眠れなくても目をつむって静かに体力温存に努めましょう。
特に体力のない女性の一人旅は、自分自身を頼ることがほとんど。
周りの人が話しこんだり本を読んだりしていても、流されず休むことに集中しましょうね!
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