こんにちは。ELSA(@EL_SA_84)です。
本日は2018年8月5日、夏真っ盛り。夏ど真ん中。
ここ最近の2週間ものあいだ、熱中症にかかって倒れていました。
北海道に住んでいながら熱中症にかかるとはまったく思っていなかったので、完全に油断です。
こんなにも連日熱中症の危険について報道されていたのにもかかわらず、自分は大丈夫だと過信していたんですよね……
熱中症にほとほと疲れ果てたので、私と同じ人が繰り返し現れないように記録しておきます。
熱中症の最初のきっかけ~夏風邪~
2018年7月初旬、北海道はとても寒く、冷夏の予感がひしひしとしていました。
夏が来たという実感は一切なく、それでも形だけでもいいから夏を楽しみたい!夏っぽいことをしたい!と前のめりになっていました。
夏らしい雰囲気を楽しみたいよ~~。
まだ肌寒いのにもかかわらず、
- 夏ふとんに取り換え
- 夏用の半そでのパジャマに取り換え
- 薄着をする
- アイスをたんまりと買いこむ
などなど、気温に見合わない「夏らしい暮らし」にシフト。
しかし、涼しいを通り越して肌寒い天気が続く北海道では、気が早すぎました。
あっけなく夏風邪に倒れることになります。
のどはひりひりズキズキ。
鼻水が一日中とまらない。
後悔したものの、時すでに遅し……
夏風邪の厄介なのは、長引くことです。
- 暖かいふとんに戻し
- 長そでのパジャマに戻し
- 肌を出さない服装で過ごし
- アイスの暴食をやめる
という、基本中の基本の対策を行いつつも、夏風邪はダラダラと十日間ほど続きました。
熱中症の前段階~夏バテ~
いったん風邪で免疫力が低下してしまってからは、多少のケアもむなしく、どんどんバテていきました。
おもな症状としては、
- 体がだるい
- 頭が働かない
- ぼんやりする
- 食欲がなくなる
- やたらと冷たい飲み物ばかり飲む
- 胃がもたれる
この時点で、熱中症を疑っていれば何かしらの対策をとれていたかもしれないのですが、
なにしろ年中体調が悪く常にどこかしらの具合がおかしい身としては“今年もバテてるなぁ”としか思えず、のらりくらりとその場しのぎをして過ごしていました。
半病人のおそろしいところですね。
本格的な熱中症の症状発動!
七月も終わり、いよいよ八月に突入するかという頃、本格的な熱中症の症状が出始めます。
まとめると、こんな感じ。
- 思考がぼーっとして集中できない
- 頭がぐらぐらしてめまいする
- むかむかとした吐き気がする
- おでこの辺りがじりじりズキズキと痛む
- 頭頂部が熱を持って熱い
- アブラ汗が出る
こんなふうに書き出してみると、どう考えても熱中症ですね。
いよいよ重症です。なのにまだ自分では気づいていません。
毎日自分をごまかしごまかし過ごしてきたものの、ここまでくるとさすがにごまかしきれなくなってきました。
なにしろパソコンの前にも座れない、座っても頭から何も出てこないのです。
文章を書く手が止まる。何も出てこない。完全フリーズ。
ここまできてやっと、「何かがおかしいぞ」と気づきます。
熱中症をなめていたことがバレてかかりつけ医に怒られる
症状が強くなって一週間が経ち、七月も終わろうとする頃、かかりつけのクリニックに行くことに。
診察で最近の体調について話しているうちに、だんだんドクターの顔色が曇ってきます。
普段は穏やかなドクターなのですが、どんどん険しい表情に。
ドクター「えーー……(汗)
あのね。それね、熱中症ですね。」
まさかの熱中症診断。
しかし、すぐには信じられませんでした。
だって、北海道に住んでいるから、涼しいから、30℃以下のことが多いから、熱中症にはかからないはず
だって、昼間は屋内にいることが多いから、熱中症にはかからないはず
だって、熱中症は本州以南に住んでいる人がかかるもののはず
だって、熱中症は屋外にいる人がかかるもののはず
だってだってのオンパレードでしたが、
ドクターは優しく、かつしっかりと、
- 気温が低くても熱中症にはなる
- 屋内にいても熱中症にはなる
- 北海道に住んでいても熱中症にはなる
と、だだをこねる子供を諭すように丁寧に教えてくれました。
ドクター「危ないですからね。本当に気をつけてください。
北海道の人は熱中症を甘く見過ぎです。
受診するのがもうちょっと遅かったら危なかったかもしれません。
命に関わりますから、お願いですからちゃんと対策してくださいよ」
特に薬は出されず、よろよろとした足取りでドラッグストアで熱中症対策グッズを買い込み帰宅しました。
私が購入した熱中症対策グッズ
まずは夏のドリンクといえば定番の、麦茶です。
カフェインには利尿作用があるため、水分補給にはカフェインが入っていない飲み物をとるのが基本です。
ハーブティーでもいいけれど、小学生の頃の夏休みを思い出すので麦茶にしました。安くてごくごく飲めます。
そしてもうひとつ。
ポカリスエット。の、粉です。
ドクターいわく、ペットボトルタイプのポカリスエットは濃度が濃すぎるんだとか。
糖分の取り過ぎにもつながるので「うんと薄めてください」とのこと。
それならば、自分で濃さを調節できる粉末タイプのポカリがいいんじゃないかということでこちらを購入。
最後に、こちら。
梅干しを固めただけの、無添加で塩分を補給できるタブレットです。
熱中症対策で塩タブレットや塩飴がたくさん出回っていますが、どれも糖分が入っています(飴なので当然ですが)。
しょっちゅう舐めるのに歯に悪そう……ということで、以前からリピート買いしているこちらの梅ぼし純をセレクト。
めちゃくちゃ酸っぱい&かなりしょっぱい!想像しただけで口の中が唾液でいっぱいになります。
すぐに飴をかじってしまう癖があるのですが、塩分の摂り過ぎに気をつけてゆっくりと舐めます。
う~ん、酸っぱい。
熱中症にかからない人なんていない
わたしのように普段から病弱な体を持っていたり、いつもなんとなく体調がよくない人は特に、熱中症と普段の体調との境目に気づきにくいもの。
そして体の強い人もまた、「まさか自分が熱中症にかかるわけがない」と油断しがち。
つまり、すべての人が熱中症対策をすべきということです。
毎日報道される「危険な暑さ」「猛烈な暑さ」。
屋内にいても、北国に住んでいても、ぬかりなく熱中症対策をしましょう!
一度熱中症にかかると厄介です。長引きます。命にかかわることもあります。
賢く夏を乗りきろうと思った、熱中症事件となりました。
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