旅先でご当地ビールを飲むのが大好きです。
特にハワイのロングボードやマウイビール、台湾なら台湾ビール、タイならシンハービール。
もともとビールが好きだし、普段も飲むのですが、旅先で飲むビールは格別。そしてそれがご当地ビールならなおのことよし。
日本でお酒を買うときは、年齢確認(20歳以をすることとなっていますが、だいたい20代半ばまでの人が対象かと思われます。
ちなみに私は日本では今まで一度も年齢確認されたことがありません。
日本は年齢確認に関して寛容というかザルというか…
いいか悪いかは別として、お酒が買いやすい国だと思われます。
しかし、日本人がよく行く国で、お酒購入時の年齢確認が特別厳しい国があります。
それは、ハワイ。
ハワイはお酒購入時の年齢確認が厳しい
ハワイのドミトリーで同室になった日本人の女の子ふたりと一緒にレンタカーを借りて、カイルアへドライブに行った時の話です。
帰り道、カイルアのホールフーズマーケットでお土産や食品を買い込みました。もちろんお気に入りのハワイご当地ビールも買おうとカートに入れます。
そして、いざレジへ。
大柄で声の大きい、やや圧高めのレジのおばさまに、当然のように「(年齢確認するから)IDを見せて」と言われます。
ハワイではお酒を買うときに本人の年齢確認は必須。たとえ30代、40代、50代以上でも、それ以上の年齢であったとしても、年齢確認できる証明書(パスポートなど)を必ず見せなくてはいけません。
しかし、私のパスポートといえば…
ビーチで泳ぐから荷物に貴重品を入れないようにしようと考えて、パスポートをドミトリーのロッカーに入れてきたことを思い出しました。
圧倒的に凡ミスです。IDが無いとお酒は買えないのです。
これでは、大好きなビールがおあずけになるか!?
【厳しいチェック有】他人の身分証明書でお酒を買うなら支払いまでその人がするべし
考えたうえ、一緒にドライブしていたAさんがIDを持っているということで、彼女に代理購入を頼むことにしました。
一緒にレジへ戻り、Aさんがパスポートを見せて私が横から現金を渡し、無事購入…かと思いきや、そのお金を払いのけるレジのおばさま。
一瞬戸惑いましたが、おばさまに「あなた(Aさん)が買うのよね。あなたのビールなのよね。それなら、あなたが払いなさい。」と、毅然とした態度で言われてしまいました。
結局、私はその場ではお金を引っ込め、Aさんに建て替えてもらうことに。
ハワイでお酒を買うときはID(パスポート)を持って行こう
無事にビールを購入できましたが、ハワイの(アメリカの)アルコール販売における年齢確認の徹底ぶりには驚きました。こんなにも日本とは違うのかと。
レジのおばさまの勢いにはびっくりしたけれど、彼女の『未成年者・年齢未確認者にお酒は売らない』という高いプロ意識に感心してしまいました。
きっと彼女にとってはそれが当たり前で、毎日のことなのだろうと思われますが、素晴らしいな。
日本では、お酒の購入時に年齢確認されることのほうが少ないし、よっぽど若く見えなければスルーされます。どこで線引きをするかがあいまいになっている現状を思うと、それはそれで買う方としては便利だけれど、ハワイで年齢確認の厳しさを目の当たりにし「これがあるべき形だよなぁ」と妙に納得した出来事となりました。
ハワイでお酒を買うときは、必ず年齢確認のできるID(パスポートでOK!)を忘れずに持って行きましょう!
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