こんにちは、小枝です。
新型のアレが猛威を振るう中、生活の中で大きな変化がありました。
それは、大学進学したことです。

えっ?
小枝ってけっこう歳いってなかったっけ?
女子大生になったの?
えぇ。
わたくし、30代後半、もう相当いい大人といっていい年齢なのは間違いありません。
しかし、どうしても学びたい、しかもカルチャーセンターなどではなく大学機関で体系立てて学びたいことがあり、社会人学生として大学進学することにしました。
10代のころから虚弱で、18歳の時点ではとてもじゃないけれど大学生活なんて無理という体調で、泣く泣く大好きな勉強をあきらめた、という過去があります。
それから20年近く、どんどん膨らんでいく思いがありました。

やっぱり、学びたい。
このまま死ぬまで、「大学に行きたかったな」という煩悩を抱えたまま生きるなんて、いやだ。
これからやりたいことは次から次へと湧いてくるけれど、「やり残したこと」がいつも心の隅っこにいてふとした時にポコッと現れる、そんなことが定期的にありました。
そしてそれは、歳を重ねるごとに出現頻度がますます高くなっていくばかり。
これって、自分が本当にやりたいことなんじゃないかなぁ。
やらないままだったら、いつか死ぬときに後悔しないかなぁ。
大学に行かない理由がない
心が揺れるまま、おずおずといくつかの大学に資料請求するも、決心が固まるまでに一年以上かかりました。

この歳になって、今さら大学?
大学に行ったところで、手に職を持てるのか?仕事に役立つのか?
モヤモヤ…
そんな煩悩が浮かんだこともありましたが、考えれば考えるほど、今大学に行かない理由がなくなってしまったんです。
親がまだ元気でいる
学費も想定していたよりリーズナブルで、自己資金の範囲でなんとかひねり出せそう
何より、学ぶ意欲満々
一円の得にならなくても、学びたいという気持ちを大切にしたい
後悔したくない
条件は揃っている。
あとは決心するだけ。
自分で自分の外堀を徐々に埋めていき、ついに決意します。
そして、無事に大学生となりました。
30代の女子大生になる
毎日机に向かう日々が久しぶりに復活しました。
勉強が好きで休みの日も資料集を眺めて過ごしていた柔らか脳みその中学高校生の頃とは違い、30代の脳みそで取り組む勉強は、型が出来上がるまではなかなか難しかったです。
毎日机に向かう習慣が絶たれてから気の遠くなるような時間が過ぎただけでなく、脳が明らかにさび付いて固くなっており、思考力や理解力が衰えていると痛感しました。
なにしろ理解するまでに時間がかかる。そして理解したと思ったら今度は忘れる。何度も行ったり来たりして右往左往。そんなことの繰り返しです。
最初の頃は焦ったり、落ち込んだり。自信を無くして、こんな状態で四年間頑張りきれるのか?と不安になったり。
勉強する習慣がなかったところにいきなり毎日勉強を始めたんだから、脳がびっくりして当たり前なのですがね。
それでも三か月ほどジタバタしていたら、毎日の学習ペースも徐々につかめるようになり、生活リズムも大学生モードになっていきました。
とりあえず今は、勉強が楽しい!ワクワク!といったところです。
今は春休み中ですが、大学の勉強以外にもやりたいことはたくさんあるので忙しく過ごしております。
いずれ平均的な一日のルーティン記事もアップしていけたらと思います。

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