こんにちは、小枝です。
北海道に住んでいますが、今年は雪が少ないです。
本当に少ない。体感では例年の半分くらいか。
私の住むエリアはわりと積雪量が多いのですが、今年は雪かきがまったく苦ではありません。毎年この時期は毎日せっせと雪が降り、せっせと雪かきに励む頃なのですが。それが今年は、何日も雪かきをしないこともあります。そんなこと、普段なら絶対ありえないのに。
雪の少なさは、全身で感じます。田舎なので玄関を出ると一面銀世界なのは毎年変わらないのですが、雪の『厚み』が全然違います。視界の空間に入ってくる雪の量が明らかに少なく、不思議な感覚になるんですよね。視界が間延びして見えるというか。
豪雪地帯に住む方ならわかっていただけると思うのですが、雪に『埋もれて暮らす』という独特の感覚が毎年あるのですがこれが今年はない。そしてその快適さに気づいてしまいました。
とにかく視野が広い。
見通しがいい。
すっきり広々。
雪が少ないって最高!
しかし、リゾートバイトで知り合った仲間で北海道某所のスキー場で働いている子いわく、今年は雪が少な過ぎてスキー場としては打撃だとのこと。あちらを立てればこちらが立たない、全部がうまくいくなんてことはないのですね。
ちなみに道内の地方によって、『雪かき』の呼び方が違うんですよ。私の住む道央エリアはわりと降雪量が多いので“雪かき”。
道東、真ん中から東側、特に太平洋側は雪があまり降らないので“雪はね”。
“雪はらい”と言う地域もあります。
いかにも雪が少なそうだ…うらやましい。
道民にとって、『自分とこは雪が少ないぞ!』というのはちょっとした自慢なんですよね。しかし今年はどこも雪が少ないので、道民同士は自慢できなさそうです。
……と、ここまで書いておきながら、飛び込んできた道内大雪のニュース。
帯広で12時間で120センチ降った…だと…!?
道民の私でもさすがに震えます。
明日は我が身。雪への備えを常にしておかねばならない北海道。今やもはや、北海道に限らず、ですが。
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